ヒット商品とニーズの関係 | 週末安全運転ワンポイントアドバイス

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「車の機能シリーズ9 ミラー編」

ヒット商品とニーズの関係 2010/06/11

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 週末安全運転ワンポイントアドバイス
 
 「車の機能シリーズ9 ミラー編」
                     Vol.29-1 2010/6/11
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~ ヒット商品とニーズの関係? ~

世の中では、噂のiPadが発売されました。

アメリカでの評判が評判を呼び、日本でも発売前から長蛇の列が出来たようです。

鳴り物入りのiPadですが、社内でも賛否両論で盛り上がっています。

元々は電子書籍の端末と言った位置づけであったと思うのですが、
電子書籍には大いに賛成です。

例えば、雑誌やメルマガのように、(ちょっと語弊がありますが)
読み捨てられてしまうものについては、紙ベースで配布するよりも
資源の保護の観点から考えると、とてもエコだと思います。

また、同じく出版する側にとっても初版擦りのリスクが軽減できるため、
個人での出版のハードルが低くなって、門戸が広がるのではないでしょうか?

当初、私自身はiPadの購入層は若年層だと思っていたのですが、
意外に年配の方にも受けるのではないかと思い始めています。

それはデジタルグッズならではの機能で、
「フォント(文字)の大きさを自由に変えられる」と言う機能が、
年配の方にはとても便利ではないかと思ったからです。

本を読むのに拡大鏡を使う人もいれば裸眼で読む人もいます。

このように、人が本に合わせなければならなかったのですが、
iPadはこの問題を解決してくれます。

様々なニーズにきめ細かく対応してくれるところに
ヒットする理由があるのではないでしょうか?

これは車でも同じではないでしょうか?

高度成長経済期には、需要に追いつくためにマスプロダクト的に
車は作られてきました。

しかし、現在のような高齢化社会になってくると、
車も使用する人の環境に合わせる必要があるのではないでしょうか?

例えば30代、50代、70代の方では運動能力、反射能力は当然違ってきます。

この違いはそのまま、安全にも大きく関係してきます。

オールマイティーな車作りよりも、高齢化社会を迎え始めている現在、
一台くらい、もっとターゲットを絞りこんだ車作りも必要なのではないでしょうか?

ここで話はガラリと変わりますが、メルマガの読者様より、
お便りと共にドライブレコーダーの映像が届きました。

中身を拝見しましたところ、専門用語で言うところの“ヒヤリハット映像”でした。

“ヒヤリハット”とは、「事故には至らないけれど、一つ間違えれば
事故に成りかねない危険な事象」を示す言葉で、冷や汗の“ヒヤリ”と、
息を呑むような光景の“ハット”するを合わせたものです。

映像をご覧下さい。

(事例1)

まさにヒヤリハットですね!

2台の距離は5cmだったそうです。

幸い、事故には至りませんでしたが、もしこのまま事故が起こっていたら
どうなるでしょうか?

この事故は、映像が無ければとても複雑化する事例だと思います。

第一のポイントとしましては、「前方の車両が左右どちらのウインカーを出し
ていたかが証明ができない」という点です。

映像では、前の車両が“右”のウインカーを出してから“左折”していますが、
映像が無ければ、後続車のドライバーが

「前方の車両は右のウインカーを出していた」

と主張しても証明が出来ません。

第二のポイントとしては、「停止していたことを証明できない」という点です。

後方車両が停止状態、又は停止直前の状態で前方の車両がいきなり
左折してきてぶつかったと主張しても、前方の車両のドライバーから
後方の車両も動いていたと主張された時、後方車両は停止状態であったことを
主張できません。

双方の車両の傷から鑑定するという手法もありますが、
よほど条件が整った衝突で無ければ片方の停止状態を証明することは
難しいものです。

こんな時にこそ、ドライブレコーダーは効力を発揮します。

一目瞭然という言葉がありますが、まさにドライブレコーダーは一目瞭然なのです。

この事例のような状態に遭遇した場合、みなさんならどうしますか?

この事例に関するご意見・ご感想をお待ちしております。

今週は、安全確認の要であるミラーについてお伝えします。

それでは明日をお楽しみに!

                       Vol.29-1 end

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