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　週末安全運転ワンポイントアドバイス
　
　「ドライブレコーダーから学ぶ交通安全その３　“歩道の通過”」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Vol.34-1　2010/7/23
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～　アクセルペダルとブレーキペダル　～

ワールドカップはスペインが優勝で幕を閉じましたね！

個人的にはオランダが優勝して、日本戦について言及してもらえれば
もっと良かったと思います。

今回のワールドカップほど、サッカーが日本人を魅了した大会は
無かったのではないでしょうか？

予選リーグで１勝も出来ないのではないかという大方の予想を見事に裏切り、
瞬く間に予選リーグを突破したサムライブルーに、日本人の底力を
垣間見た思いがします。

PK戦で敗れた日本ですが、敗れても更に強まる日本チームの団結力は、
日本人が忘れてしまったものを呼び起こしてくれたのではないでしょうか？

ところで、最近のニュースの中で気になる話題があります。

比較的年配の方が運転されていた乗用車が、駐車場内で暴走し、
店舗に突入するという事故です。

この手の事故の多くは、アクセルとブレーキの踏み間違いが原因と
報道されています。

ここで疑問があります。

まず第一点、初めて運転する車ならまだしも、日常的に運転している車の
アクセルとブレーキを踏み間違えるとは思えません。

第二点として、発進した位置から最終停止位置までの距離が
意外と長いということです。

言い換えれば仮に踏み間違えたとしても、踏み直してブレーキをかける
余裕があると思われる事故が多いということです。

例えばアクセルとブレーキを間違えて、直前の車両（～１ｍ位）に
追突したと言うことならまだ納得ができます。

また、ドライバーが女性でパニックになってしまったということであれば
これも納得出来そうな話です。

しかしながら、実際は男性ドライバーが多いという特徴があります。

一般常識では考えられない事故だけに、その裏側には明らかにされていない
事実が潜んでいるのかも知れません。

私自身、残念ながらこのような事故の記録映像は未だに見たことがありません。

しかしながらこれに近い事例として、交差点で信号待ちをしていた乗用車が、
信号を無視して左先の駐車場に入り込み、飲食店に飛び込んだ事故を
調査したことがあります。

この事故の原因が予想外のものでした。

ドライバーの方が信号待ちをしている間に、てんかんの小発作を起こしたことが
原因でした。

（オートマ車で、ギアはドライブの位置でサイドブレーキはかけていませんでした）

この事例はあくまで一例に過ぎませんが、常識では起こり得ないような事故には
やはりその裏側に何か隠された要素があるのかも知れません。

先々週から始まった“ドライブレコーダーから学ぶ交通安全”では早速、
「“早廻り右折”については正直、知らなかった」というご意見も頂きました。

今週は更に、意外な事例についてお伝えします。

今回のテーマは“歩道と車の関係”についてです。

詳しくは明日、お伝えしますのでお楽しみにして下さい！

今週末も安全運転＆エコ運転で頑張りましょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Vol.34-1 end

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