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　週末安全運転ワンポイントアドバイス
　
　「車の機能シリーズ９　ミラー編」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Vol.29-2　2010/6/12
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～　ミラーの死角とは？　～

昨日はいきなり投稿動画で始まってしまいました。

今日は昨日の映像にも関わりの深く、安全確認の要であるミラーについてお伝えします。

運転中の車線変更や、右左折、停車、路外へ出る際には
必ず後方確認が必要になります。

この時に、目視やサイドミラー、ルームミラー等で安全確認を行うことになります。

ここで大切なことは、運転を始める前にきちんとミラーの視界を合わせることです。

特に、会社の車両を運転される時や、旅先でレンタカーを運転される時などは
注意が必要です。

また、ミラーの視界を合わせることと共に、ご自身が運転される車両での
ミラーの視界と“死角”を常に意識して運転することが大切です。

（図１：サイドミラーの死角）

サイドミラーには構造上、死角が生じます。

図１のような位置関係でサイドミラーを見ると、二輪車はミラーに映りません。

サイドミラーとルームミラーを組み合わせて確認するなどの対処法が必要ですが
それでも死角は生じてしまいます。

普段から死角が有ることを意識して運転することが大切です。

車線変更時の事故では、この死角が原因で接触事故や巻き込み事故が発生します。

以前にもお伝えしましたが、機動性の高い二輪車はこの死角から
突然現れる場合が多くあります。

運転中は状況が刻々と変わっていきます。

一瞬の確認で安全だからと、迂闊に車線変更を行うことは
是非とも避けたいものです。

また、夜間などは二輪車の動きがサイドミラーに映っているにも関わらず
事故が起こる事例も良く見られます。

（事例２：巻き込み事故）

サイドミラーを見ていると、事故が起こる直前に二輪車のヘッドライトが
映っている様子が伺えます。

（直前写真１）

事前に、左折する為に左後方を気にしていれば
この事故は避けられたものと思います。

ミラーと共に大切なことは、早めのウインカーによる意思表示です。

自分の車が次にどんな動きをするのかを知らせることにより、
事故を未然に防ぐことも可能となります。

本日のワンポイントアドバイスです。

“ミラーには死角があること常に意識して運転すること”

それでは明日をお楽しみに！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Vol.29-2 end

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