「四輪右折車と直進二輪車の右直事故編」
事故の原因 2009/10/31
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週末安全運転ワンポイントアドバイス
「四輪右折車と直進二輪車の右直事故編」 Vol.1-2 2009/10/31
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昨日の「四輪右折車と直進二輪車の右直事故」については
次の原因が考えられます。
1:距離感の見誤り(四輪運転手)
片側2車線以上の道路の場合、例えば、第一車線に二輪車、
追い越しまたは第二車線にトラックなどと併走している場合、
それぞれの大きさの関係から二輪車は四輪車より遠くに
感じることも挙げられます。
2:接近速度の判断ミス(四輪運転手)
四輪右折車が右折できると判断した時点での二輪車の速度を
読み違える場合があります。
同じ道路で直線的に向かって来る二輪車の速度は
二輪車が小さいために判断がとても困難です。
特に夜間の場合は背景が暗いので余計に判断が難しくなります。
例えば、交差点から70mの地点で判断した場合、
二輪車の速度が50Km/hであるならば、交差点までの到達時間は約5秒です。
そして、70Km/hで走行していれば約3.6秒となります。
片側2車線の道路で右折待機をしていた車両が通常の発進加速度で
右折を始めた場合、ちょうど約3.6秒後に第一走行車線を直進してくる二輪車の
直進ライン上を通過します。
この時、右折車両の運転手は進行方向に視線が行き、左側方から接近している
直進二輪車には全く気がつかず、異常な衝撃を感じた時には
取り返しがつかない状況となっています。
3:発見の遅れ(四輪運転手)
二輪車が右折車両や第一車線を走る車両の影に隠れ発見が
遅れることもあります。
明日は、このような事故を如何に回避するか?を
そのための方法をお伝えします。
あなたはどんな対策をしていますか?
Vol.1-2 end
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