「居眠り運転編」
居眠り運転とは 2009/12/18
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週末安全運転ワンポイントアドバイス
「居眠り運転編」 Vol.8-1 2009/12/18
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~ 居眠り運転とは ~
車を運転した経験がある方ならば、居眠り運転とは言えなくても
眠気を感じたことがあるのではないでしょうか?
そもそも居眠り運転の原因は何でしょうか?
・長時間運転による疲労
・体調不良(寝不足)
・同じ道路を繰り返し通行することによる慣れ
・渋滞中の道路・高速道路などの道路環境の変化が乏しい道路
など色々な原因が挙げられます。
ところで、「居眠り運転」と言う言葉のイメージからすると
完全に眠ってしまったかのように思われませんか?
確かに眠ってしまう例もありますが、多くは別の状態であることが多いのです。
その状態とは、専門的な用語になりますが、
「覚低走行状態」
というものです。
これは、完全に寝てはいないのだけれど極めて意識のレベルが
下がっている状態です。
簡単に言えば、起きている状態と寝ている状態の間をさまよいながら、
運転をしているような状態です。
覚低走行状態では、前方を見ているつもりでも、
実は「見えていない」・「見ていない」のかも知れないのです。
そして一番怖いのはこの状態で運転を続けてしまうことです。
一旦、覚低走行状態に陥ってしまうと自分ではなかなか抜け出せません。
同乗者から声を掛けられたり、肩を叩かれた時に始めてハッとして
目が覚めます。
つまり、外部刺激を受けないと目が覚めないのです。
これが問題なのです!
明日は、覚低走行状態の特徴についてお話します。
Vol.8-1 end
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