「身近に潜む危険シリーズ6 側方通過車両の恐怖!編」
姿無き進入車とは 2010/02/20
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週末安全運転ワンポイントアドバイス
「身近に潜む危険シリーズ6 側方通過車両の恐怖!編」
Vol.14-2 2010/2/20
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~ 姿無き進入車とは ~
昨日は、側方通過車両の恐怖というタイトルについて、
四輪車と二輪車が関係する事故であることをお伝えしました。
そして今日はまた“姿無き進入車”という謎めいたタイトルを付けてしまいました。
今日は最初から事例をご覧頂きます。
事例1:左折時接触
衝撃的な映像です。事故映像などでご不快感を感じられる方はご覧にならないで下さい。
※これはWitnessで撮影された映像です。
今までみなさんにご覧頂いた映像の中では一番怖い部類のものでは
無いでしょうか?
この映像をご覧頂こうと思った背景には、普段みなさんが何気なく
運転している時も、その隣に寄りそうにように危険が存在している事実を
知って頂きたかったからです。
そして、事故形態としては接触にも関わらず、二輪車の乗員が
横転する率が高く、怪我の程度も重症化あるいは後遺症が残ることが
多いのも特徴のひとつです。
原因は、二輪車が速度の落ちた四輪車の左側を追い抜こうとして、
加速中に接触することが多いためです。
左折という行為は、運転の中ではごく当たり前の行為であり、
一連の動作として行われます。
この事故を起こしたドライバーの多くが、
「何で左折をしている車の左側から二輪車が出てくるのか分からない!」
「接触するまで全く気がつかなかった!」
「何処から二輪車が来たか分からない」
と言います。
相手が二輪車である為、小さく、加速、機動性に優れているため
四輪車の死角からあっという間に進入して来るのです。
慣れた道では「慣れによる安全確認不足」、「道を間違えたら焦りによる
安全確認不足」というように場所を問わずに事故の危険が付きまといます。
明日は、この姿無き進入車から如何にして身を守るかについてお伝えします。
Vol.14-2 end
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