「身近に潜む危険シリーズ8 歩行者その2 子供編」
子供が関係する事故! 2010/03/13
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週末安全運転ワンポイントアドバイス
「身近に潜む危険シリーズ8 歩行者その2 子供編」
Vol.17-2 2010/3/13
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~ 子供が関係する事故! ~
昨日は、保険に関する話題で終始してしまいましたが、
肝心なことは事故を起こさないという心構えが大切です。
そのためには、色々な事故の事例を知って頂き、
普段の運転に役立てて頂くことがこのメルマガのモットーです。
今週のテーマの子供が関係する事故ですが、
子供の行動パターンは大人には理解できない面が多々あります。
正直言えば、子供の行動は予想できないと言ってもよいのでは無いでしょうか?
その中でも言えることは
・子供は遊びに没頭すると周りの状況が分からなくなり易い
・子供の目線は大人に比べ低いため、近づいてくる物体の速度感を誤りやすい
(実際の速度より遅く感じる)
・小さい子は車両に対する怖さを感じない
といった傾向があります。
この傾向はいずれも事故の原因となり得るものです。
事例1.
路地からの飛び出し事例です。
路地を通行中、いきなり右側の路地から子供が勢い良く飛び出してきました。
この勢い良く飛び出す!が特徴です。
子供は車が来るとは全く思っていません。
路地の角には家があり、お互いの視界を遮っています。
事故の形態から言えば出会い頭事故です。
よほど注意していてもこの事故を回避するのは困難です。
事例2.
この事例は横断歩道上での事故です。
映像をご覧頂ければお分かりの通り、
横断歩道の手前左右に車両が停車しています。
どうしてこのような場所に停車するのか理解に苦しみます。
横断歩道の端から5m以内は駐停車禁止です。
この事故は停車車両により、お互いの視界が妨げられたことが
一因として挙げられますが、他方ではやはり勢いよい飛び出しも
原因のひとつであると言えます。
但し、場所が横断歩道上であることを考えればドライバーに
猛省を促す必要があります。
本日のワンポイントアドバイスは“子供は飛び出す”者である。
子供を見たら心のブレーキを掛けましょう!
明日は、更に子供の特徴について事例を交えてお伝えします。
Vol.17-2 end
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