「身近に潜む危険シリーズ10 合流地点での接触事故編」
合流の難しさ! 2010/03/27
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週末安全運転ワンポイントアドバイス
「身近に潜む危険シリーズ10 合流地点での接触事故編」
Vol.19-2 2010/3/27
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~ 合流の難しさ! ~
昨日は、弊社の「初心者の苦手な運転行為アンケート」結果の上位に
“合流”が入っていることをお伝えしました。
合流が難しいと感じる理由は色々あります。
まずは“合流の場所”です。
合流地点がある場所と言えば、
・高速道路の乗り口
・高架橋やアンダーパスの終了部分
・本線の外側に側道が設置された道路
等があります。
そして、“合流部分の傾斜”が、上りなのか下りなのか、それとも平面なのか
によっても条件が変わります。
そして一番の問題は、“合流の仕方”です。
本線の左側から合流するのか、それとも右側から合流するのかによって
難しさが大きく変わってきます。
本線の左側から合流することは、右からの合流に比べたら、
それほど難しいものではありません。
右ハンドルであれば、本線の流れを目視で確認しやすく、
本線の流れに速度を合わせるてスムーズな合流が出来るはずです。
ところで、初心者が合流を苦手とする理由のひとつは、本線の流れに
速度を合わせるということが難しいと感じるからではないでしょうか?
本線の流れが順調な場合、短時間に加速をしなければなりません。
この加速をして流れに速度を合わせるという一連の作業が、
普段の運転であまり急な加速をしないドライバーには抵抗があると思います。
また、初心者ドライバーの方は、頭の片隅に、
「上手く合流できなかったらどうしよう…」
という思いが影を潜めていることも原因ではないでしょうか?
ここでワンポイントアドバイスですが、
「合流は目視が大切」
です!
ミラーによる確認ではどうしても死角が存在します。
そのために目視が必要となります。
それでは事例1をご覧下さい。
この映像は、高架を降りてきた自車に左の側道から合流してきた車両が
接触したものです。
合流してきた車両は、本線上の車両の存在に全く気がついておりません。
つまり、目視を行っていないのです。
その証拠に、接触に驚いた次の瞬間、慌てて、加速した様子が伺えます。
目視をしていれば回避できたものと思います。
明日は「右側からの合流」と「安全に合流するためのポイント」をお知らせします。
Vol.19-2 end
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