EVカーの未来は? | 週末安全運転ワンポイントアドバイス

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「車の機能シリーズ10 EVカー編」

EVカーの未来は? 2010/06/18

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 週末安全運転ワンポイントアドバイス
 
 「車の機能シリーズ10 EVカー編」
                     Vol.30-1 2010/6/18
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~ EVカーの未来は? ~

このメルマガも30回ということで、以前からお約束していました
EVカーについて続報をお伝えします。

今回は三菱自動車の「iMiEV」についてお伝えします。

ドライバーとして、みなさんの気になるところを鋭く(?)突いてきました。

まず、カタログを見て一番先に目に止まったのはバッテリーの数です。

iMiEVは実に88個のバッテリーユニットを繋いでいます。

iMiEV:バッテリー搭載数
資料1(iMiEVパンフレットより)

 そして、EVカーで気がかりなことは事故が起こった時にバッテリーが燃えたり、
電気が車体に流れたりして感電するのではといったことが考えられます。

iMiEV:バッテリーの堅牢性
資料2(iMiEVパンフレットより)

バッテリーに関しましてはもう一点、危惧することがあります。

ディーラーの説明では、満充電での走行距離は130km程度とのことです。

iMiEV:走行距離
資料3(iMiEVパンフレットより)

但し、どうも仕様通りにはならないような説明を聞かされました。 

「真夏の渋滞時に、エアコンを効かせて走行していると想像以上に
 電気を消耗しますよ」

と言われたのです。

思わず、

 「それって、夏の帰省とかで渋滞にはまってしまったら
かなりマズイのではないですか?」

と尋ねてしまいました。

すると担当者は苦笑いをしていました。

内心、苦笑いで済まされるような話では無いと思いました。

そして、以前から疑問に思っていた、

「バッテリー切れに備えて、予備バッテリーのような機能はありますか?」

と尋ねたところ、

「そのような機能は無いので、バッテリー切れになったら充電して下さい」

とのことでした。

「道路脇で充電するんですか?」

と尋ねたら

「早めに充電して下さい」

と言われてしまいました。

88セルのバッテリーを積んでいるのなら、5%位を予備に回しても
良いのではないかと考えてしまいますが、やはり素人考えだと一蹴されそうです。

私の周辺では、近い将来、JAFの基本作業に、ガソリン切れならぬ
バッテリー切れのための“緊急充電サービス”なんて項目が出来るかも知れないと
まことしやかに囁かれています!

某TV番組で日本一周の旅をしているソーラーカーも、
バッテリー切れの瞬間は実に心細い感じが表れています。

安全運転のためにも、是非、走行距離を伸ばして頂きたいものです。

今後、EVカーの発展の鍵はやはりバッテリーの小型化と
容量のアップしかないのでしょう!

明日はEVカーの心臓部「モーター」についてお伝えします。

それでは明日をお楽しみに!

                       Vol.30-1 end

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