「ドライブレコーダーから学ぶ交通安全その9 “総集編”」
危険と隣り合わせ! 2010/09/26
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週末安全運転ワンポイントアドバイス
「ドライブレコーダーから学ぶ交通安全その9 “総集編”」
Vol.40-3 2010/9/26
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~ 危険と隣り合わせ! ~
昨日は、運転の上手い人とはどういう人なのかをお伝えしました。
今日は、このメルマガをご覧いただいている読者の方から、
映像の投稿を頂きました。
内容は、右折時に間一髪で事故に至らなかった事例です。
投稿映像
ご本人の話では、後続の二輪車を見落としてしまったとのことです。
ここで、一つお断りしておきます。
ドライブレコーダーで記録された映像は真実そのものですが、
この紙面や画面で映像を見ることと、実際の運転中に見ている映像は
見る状況が違うため、同じ条件で語ることはできません。
紙面で見る映像は予め、何が起こるかを知っており
その状況を見るために目を凝らして見ているため、
何でこれが発見できなかったのだろうと思うのでは無いでしょうか?
ところが実際の運転では、一点を凝視することは無く、
常に色々な方向を散見しているのです。
つまり、何らかのタイミングで見落とすことはあり得るということです。
ここからが、大切なことです。
仮に見落としても、右折するのに安全な状況になるまで
右折を開始しなければ、見落とした二輪車と危険な状況になることは
無いのです。
今回の事例で言えば、右折をするための安全が確認されないまま
後続はいないという判断で、右折を開始したために発生したものです。
教習所では、右折は対向車を優先し進行方向の安全が確認出来た段階で
右折を開始しなさいと教えられたはずです。
ところが、一年が経ち、初心者マークがとれる頃から
運転に対する心構えも変わってくるようです。
「運転に慣れること=運転が上手くなった」
と感じるのです。
ところが、実際にはこのシリーズでお伝えしてきた通り、
どんどん初心を忘れ、基本から遠ざかって行くのです。
今日のワンポイントアドバイスは、
“安全運転の基本は免許取り立ての頃の初心を忘れずに!”
です。
これからも機会がありましたら投稿映像を取り混ぜてお送りします。
みなさんも安全運転で絶好の秋のドライブシーズンをお楽しみ下さい!
Vol.40-3 end
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