「身近に潜む危険シリーズ7 歩行者と自転車編」
交通弱者とは 2010/03/05
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週末安全運転ワンポイントアドバイス
「身近に潜む危険シリーズ7 歩行者と自転車」
Vol.16-1 2010/3/5
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~ 交通弱者とは ~
業務用車両の世界では、ドライブレコーダーの存在が認められ、
右肩上がりで普及しています。
個人ユーザーの間でも、みなさんのように安全・安心に関心が高い方々や、
自分の運転に興味のある方々が、
ドライブレコーダーをどんどん装着し初めています。
なかには、「自分は安全運転をしているから事故を起こさない」とか
「自動車保険に入っているから必要ない」とドライブレコーダー装着に
前向きでない方もします。
確かに、個人のドライバーが事故に遭う確率は
一生に一度あるかないかだと思います。
ただ、確実に言えることは、運転している以上、
事故に遭遇する確率が0では無いということです。
ところで、みなさんはドライブレコーダーの先進国は何処だと思いますか?
日本? アメリカ? ドイツ?
ドライブレコーダーの規格によっても答えは分かれますが、
“映像記録型ドライブレコーダー”というくくりで見た場合、
意外にも韓国なのです。
一説には60~80アイテムのドライブレコーダーが存在し、
幾つかは日本にも流入しているそうです。
アイテム数で言えば日本の二倍以上、百花繚乱と言う感じです。
なぜ、韓国でドライブレコーダーが盛り上がっているのかと申しますと、
実は近い将来、ドライブレコーダーが全車義務化されるという話が
持ち上がっているからです。
日本では、業務用車両ですら義務化の話ですらまだまだというのに、
お国柄の違いでしょうか?
さて、そろそろ本題に移ります。
先々週は、二輪車の問題についてお話しました。
読者の方から、
「現状の交通社会で二輪車に四輪車の後を
大人しく追従することを強いるのは酷では無いか」
とのご指摘を頂きました。
確かにご指摘の通りだと思います。
前回のメルマガの趣旨は、二輪車と四輪車が混在している現状では
お互いがそれぞれの存在を認識しあうことにより、
少しでも事故が減ればよいのではないかという提言でした。
今回は、二輪車よりも更に交通弱者である、
自転車と歩行者についてお伝えします。
明日は具体例を多数交えてお送りしますのでご期待下さい!
Vol.16-1 end
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