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　週末安全運転ワンポイントアドバイス
　
　「ドライブレコーダーから学ぶ交通安全その６ “進路変更編”」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Vol.37-1　2010/8/27
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～　暑い夏の渋滞　～

今年の夏も予想通り、各地で渋滞が起きました。

車で帰省されたみなさん、本当にお疲れ様でした。

今年の高速道路の渋滞には、例年とはちょっと違った傾向があります。

昨年までは全く渋滞の無かった地方の高速道路でも、
渋滞が発生するというものです。

お気付きの方もいらっしゃると思いますが、
高速道路の無料化実証実験がもたらした副産物です。

無料化に伴い、普段は高速道路に乗らない人達までもが、
「取りあえずタダだから乗って行こうか」と言う感じで
渋滞を招いていると感じられます。

以前にも触れた通り、高速道路は早く移動したいと考える人達が
負担を払って利用するものであると思います。

従って、金額の大小は別としても
多少の受益者負担は必要ではないのでしょうか？

さて、梅雨末期の九州地方での大雨が終わりを告げると、
一転、日本全体が猛暑に襲われました。

連日、日本各地で猛暑日が続き、熱中症で搬送される人が
続出するという、かつて無い、異常な状況となりました。

また、猛暑に伴い、にわか雨の降り方も変わってきています。

以前は、にわか雨（雷雨）は乾ききった地面に程よいお湿りでしたが、
今のにわか雨はそんな生易しいものでは無くなっています。

まさに、ゲリラ豪雨と呼ぶに相応しいものと激変しています。

ゲリラ豪雨

　私自身も豪雨での運転を経験しました。

　写真の右の部分のように一部の地域だけがバケツをひっくり返したような
豪雨、暴風、さらには雹が降ってくるといった凄まじい状況になります。

ワイパーでは雨がかききれず、10ｍ先も見えない状態となります。

あの時の光景は、今でもはっきりと覚えています。

異常気象の原因は、ジェット気流の蛇行や、太平洋高気圧の異常な張り出し、
はたまたラニーニャ現象といろいろ騒がれています。

いずれにしても、地球の温室ガス効果が原因であることは間違いなく、
化石燃料の使用を控えていくことが解決の道かも知れません。

今週は引き続き、ドライブレコーダーから学ぶ交通安全として、
“進路変更”についてお伝えします。

詳しい内容は明日お伝えします。

明日もお楽しみに！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Vol.37-1 end

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