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　週末安全運転ワンポイントアドバイス
　
　「特別編“ドライブレコーダー誕生秘話”」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Vol.15-3　2010/2/28　
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～　あんしんminiの登場！　～

 

　昨日は、時間を遡って記録する
ドライブレコーダーの誕生までお話をしました。

そしてこのトリガーと過去録機能を併せ持ったドライブレコーダーが
量産化され、いよいよタクシー業界に登場しました。

それが、日本で初めて民生品として発売された
「Witness（ウィットネス：目撃者）」でした。

このWitnessは発売と同時に、マスコミからも注目され、
事故の衝撃映像としてニュースや情報番組で数多く取り上げられました。

サスペンスドラマにもWitnessは出演し、事件解決の糸口となったこともあります。

そして、Witnessはこの年の“日経BP技術賞”を受賞するほど
センセーショナルなものでした。

ドライブレコーダーの登場は、国をも動かし、国土交通省はドライブレコーダーの
搭載効果に関する調査委員会を設置するまでに至りました。

 

発売当初より、TVニュースをご覧頂いた個人の方から

　「ドライブレコーダーを着けたい！」

とのご要望を頂きましたが、Witnessは業務用に開発したものであり、
個人でお使いいただくには余りにも不向きなものでした。

一番の問題は、衝撃があった時しか映像が撮れないことでした。

一般のドライバーは、業務車両に比べて事故を起こす確率が格段に低く、
また、接触のように事故の規模が小さい事故が多いのも特徴です。

そのため、個人向けにはどんなに衝撃が小さくても記録できるもの、
極論を言えば“衝撃が無くても撮れるもの”を作らなければならなかったのです。

 

そこで、生み出されたのが現在主流となっている“常時録画”というシステムです。

常時録画とビデオカメラの違いは何ですか？と良く質問されます。

撮り続けるという意味ではよく似ていますが、一点、大きな違いがあります。

それは、“エンドレス”で撮り続けるということです。

つまり“上書き”が行われるということです。

この上書きシステムにより、容量に限りのあるSDカードでも
長時間の記録が可能となりました。

このコンセプトを基に作られたのが“あんしんmini”です。

発売当時はトリガー方式が主流でしたが、その中で唯一無二の常時録画方式で
異彩を放ち、多くの支持を受けました。

そして現在でも、幅広い層のみなさんから扱いが簡単で小さいと言うことから、
あんしんminiの輪が広がっています。

機械メーカーではないところで、交通事故の専門家達が開発した、
ドライブレコーダーあんしんminiが、個人ユーザーに普及し始めたことに
誇りと責任を感じています。

また、交通事故に携わっている者として、機器の販売だけではなく、
事故に対する細かいサポートができるのも当店の特徴です。

ワンポイントアドバイスも、交通事故抑止のお手伝いになればとの思いで
お伝えしております。

来週はワンポイントアドバイスをお届けします。

ご期待下さい！

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Vol.15-3 end

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