「ドライブレコーダーから学ぶ交通安全その1 “早廻り右折”」
新シリーズ開始 2010/07/09
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週末安全運転ワンポイントアドバイス
「ドライブレコーダーから学ぶ交通安全その1 “早廻り右折”」
Vol.32-1 2010/7/9
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~ 新シリーズ開始 ~
今年の梅雨は東京では空梅雨傾向ですが、九州地方は大雨に見舞われて
土砂災害などが発生しています。
地球温暖化の影響なのでしょうか?
季節感が少しずつ変わってきています。
報道番組のインタビューで九州地方の方が
「最近は梅雨らしい雨の降り方をしなくなった。」
「降る時はいつも土砂降りの大雨で、常に災害と向き合わなければならない。」
と肩を落としていたことが全てを表しています。
日本は島国であり、平地が少ない国です。
平地面積は国土のおよそ30%であり、地方では多くの道路が
山の谷間を這うように作られています。
その為、ひとたび大雨が降り、土砂災害が発生すれば孤立する市町村も
数多く存在します。
河川の整備事業では、百年に一度の大雨を想定して整備しているとよく言いますが、
実は、その百年に一度の大雨が10年どころか、数年おきに襲ってくる時代に
なりつつあります。
台湾で“深層崩壊”というタイプの土砂災害が発生し、500人余りの集落を
一瞬にして消滅させてしまったという衝撃の報道は記憶に新しいものです。
今、日本でもこのような災害が発生する危険性が高まっています。
筆者が子供の頃は、温帯気候で四季の移り変わりがはっきりしていましたが
1990年頃からは気候の亜熱帯化が顕在化してきたように感じます。
私達は、いま出来るところからCO2削減が重要なのではないでしょうか?
先週までお伝えして参りました車の機能編シリーズですが、
前回を持ちましてひとまず終わりとさせていただきます。
代わって今週から新シリーズをお届けします。
弊社のあんしんminiも発売から3年が経ちます。
おかげさまでユーザーの皆様からお送りいただいた映像も、
少しずつストックが溜まってきております。
これらの映像から、新たに分かって参りました一般ドライバーの
運転特性や傾向、更に、運転の中に潜む危険性、盲点について事例を
交えてお伝えしたいと考えております。
また、今まで以上に読者の皆さんの運転に身近な話題が登場してきますので、
ご意見、ご感想もお待ちしております。
それでは明日をお楽しみに!
Vol.32-1 end
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