左折時の巻き込み事故の危険性 | 週末安全運転ワンポイントアドバイス

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「ドライブレコーダーから学ぶ交通安全その4 ”キープレフトと左折”」

左折時の巻き込み事故の危険性 2010/08/01

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 週末安全運転ワンポイントアドバイス
 
 「ドライブレコーダーから学ぶ交通安全その4“キープレフトと左折”」
                       Vol.35-3 2010/8/1
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~ 左折時の巻き込み事故の危険性 ~

昨日は、“キープレフト”についてお伝えしました。

右折には「早廻り右折」という事故を誘発しやすい事例があることを
先週お伝えしたように、左折についても同じく事故を誘発しやすい
パターンが存在します。

それは、側方を通過している“二輪車の巻き込み事故”が挙げられます。

ドライブレコーダーの映像を見ていて、左折の際に、
あらかじめ左に寄ると言う行為を意識的に行っている方が少ないと感じました。

車両を車線の左に寄せることは、二輪車が左折する車両の
左側を通過できないようにすることが目的です。

事故映像

二輪車の機動性は、四輪車から見ればはるかに高く、ちょっとした空間にでも
進入してきます。

交差点で、左折を行う場合には早めの安全確認、方向指示器、左へ寄るという
確実な意思表示が大切です。

漫然と左折する行為がいつ、何処で思わぬ事故に発展するかも知れません。

また、あらかじめ左に寄ることができない左折があります。

下の図をご覧ください。


道路の形状から左に寄ると鋭角になりすぎて上手く左折ができない場合は、
上記の限りではありません。

但し、この形状の交差点を左折する時に交通量が多い場合、
左折であるにも関わらず右折を行う以上のリスクが存在するのも事実です。

キープレフトの原則も、左折する時にあらかじめ左に寄るという行為も
全て運転を習い始めた時に教わったことです。

若葉マークがとれて、2年3年と経つと運転に慣れが生じ、
いつの間にか自分流の運転になってしまっているような気がします。

そして、その隣に危険が潜んでいることに気がついていないのです。

今日のワンポイントアドバイスです。

“免許を取り立ての頃の運転を思い出して、正しい運転を心がけること!”

ドライブレコーダーは運転を第三者的に見ることができるので、
是非ともご家族で、また、会社の仲間のみなさんと運転について
確認しあうことができれば最高です。

いよいよ、夏の帰省が始まります!

今年の夏は暑くなりそうです。

渋滞とイライラから事故が起こりがちになります。

当店のアンケートによると、往復200km以上の道のりを
ドライバーの交代もなく運転される方が多くいらっしゃいます。

遠出とはいえ、走り慣れた道の移動となると思います。

そこで、今日のワンポイントアドバイスをぜひ参考にして下さい。

さらに、余裕を持った運転計画をたて、早めの休憩と水分補給で
身体的にも精神的にも快適なドライブをお楽しみください。

みなさんの帰り待ち望んでいるふるさとの方々に、
是非とも安全運転で笑顔をお届けください。

それではまた来週をお楽しみに!

                        Vol.35-3 end

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