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　週末安全運転ワンポイントアドバイス
　
　「ドライブレコーダー考察日記」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Vol.44-1　2010/10/22
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～　経験はプライスレス！　～

ドライブに最適な季節となりましたね！

みなさん、いかがお過ごしですか？

私は、久々にこの前の連休に車を運転しました。

行楽地からの帰り道で事故渋滞に遭い高速道を降りて
一般道を３倍の時間をかけて戻って来ました。

事故の当事者の方は気の毒だと思いますが、その巻き添えを食ったドライバーの方々も
楽しい思い出の顧み道にイライラの世界へ押しやられ、気の毒な限りです。

以前、このメルマガの中でもお伝えした通り、交通事故の調査員は
タクシードライバー並みに走っていても事故を起こす人はまずいません。

その理由は、調査経験を積むにつれて、事故の起こる仕組み、環境、時間などの
情報をどんどん吸収して行くからです。

その為に、事故が起こりそうな予兆や危険を察知して回避する術を
自然と身に着けてしまうのです。

本来、この水準に達したドライバーを「ベテランドライバー」と呼びますが、
交通事故の調査員は20代前半でもベテランドライバーの域に達してしまうのです。

ベテランといえば、先日、サッカーの国際親善試合を見ていて気がついたことがあります。

日本代表のサイドバックの長友選手の“動き”についてです。

長友選手は、海外移籍して足が速くなったと評価を受けていました。

しかし実際のところ、短期間に走力が目覚しく伸びることはありません。

では何故、このような評価を受けたのでしょうか？

鍵は海外移籍にありました。

移籍先でのイタリアプロサッカーリーグで世界屈指の強豪チームと戦い、
トップレベルの選手の動きについて行くことによって自然と先読みができるようになり、
体が自然に反応するようになったのでしょう。

親善試合でことごとく相手の攻撃を潰していたのは走力の向上よりも
“先読み”と“反応”の速さによる半歩の違いが走力の向上のように見えていたのです。

イタリアプロサッカーリーグでの試合後、インタビューで長友選手は

「自分でも何処まで伸びるか想像がつかない」

という頼もしい発言をしていました。

経験とは、かけがえのないものです。

このメルマガをご覧頂いてみなさんにも数多くの情報を提供して参りました。

当初からご覧頂いている方の中には、保険代理店さながらの
知識を得た方もいらっしゃるのではないでしょうか？

もちろんこのメルマガの目的は、様々な危険パターンを見て、知って頂き、
事故に遭うリスクを少しでも回避していただくことが目的です！

長友選手のように危険を察知し、先読みして回避できるような運転を目指しましょう！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Vol.44-1 end

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